7月、9月はこれまでにも他教室や他月にしたレッスンメニューでしたが、10月は新しいメニューのレッスンでした。秋らしく「マロングラッセの押し物」「コアントローと抹茶の羊羹」の2種を作りました。
「マロングラッセの押し物」はたっぷりのマロングラッセ、マロンクリーム、くるみなどを使いました。洋なのか、和なのか分からない奥深い味に仕上がりました。これから寒くなる季節にぴったり、暖かい飲み物と合う、ちょっと自分を甘やかすような、パーティにも使えるような味のレシピにしました。
「コアントローと抹茶の羊羹」は、濃厚な抹茶羊羹の上にコアントローの錦玉羹をのせますが、その間に大納言甘納豆を敷き詰めます。デモの際に、敷き詰めた大納言甘納豆の上に錦玉羹を流し入れると「きれい〜!」の声が上がりました。色のコントラストがきれいで、見ても食べても楽します。
ウェルカムティには寒くなる季節にぴったり、和紅茶専門店紅葉の「和のチャイ」をお出しし、ご試食時には同じく紅葉の「月ヶ瀬ファーストフラッシュ」をお出ししました。作った2種の和菓子と、実家の庭で育ったざくろで作った「ざくろの艶干し錦玉」、やっぱり塩気のあるものもとオレガノのピタパンにクレミエールド・フランスのエメンタールチーズとマロングラッセの押し物をのせハチミツをかけたものをお出ししました。
ラッピングは濃紺に金色の筆跡がついた和紙に、金色と紺色で作った平結びを飾りました。寒くなったら使おうと用意してあった和紙です。
たくさんの方にご参加いただき、10月レッスンも楽しいものとなりました。ご参加くださったみなさま、ありがとうございました。
和菓子万くみ
鈴木万久美