8月「青竹筒のすだち羹」と「うちわの練り切り」レッスン終了いたしました(2017/8/20終了)

2017/8/20に「青竹筒のすだち羹」と「うちわの練り切り」のレッスンが終了しましたので、遅くなりましたがご報告です。8月は、午前、午後クラスを設け、合計14名の方がご参加くださいました。

「青竹筒のすだち羹」は、徳島産すだちをたっぷり使った手作りシロップを使ったすだち羹を、生の青竹筒に流し入れて作ります。竹の蓋には笹を。すだち羹にはたっぷりすぎる金箔を。ご自宅でお客様をおもてなしする時にもお使いいただける、とってもとっても贅沢な手作り和菓子です。せっかく手作りするなら、安心して食べられる良い材料を、見た目も楽しめるものをと思って、いつもレシピを作っています。

また。レッスンでお話しましたが、金箔を全体に混ぜるのではなくて上にのせるだけ、青竹筒を使わずにカップや器などに流し入れでスプーンで食べるように仕上げると、もっとお手軽感が出ると思います。

2本ずつ袋に入れて、朱色の紐を結んで、お持ち帰りいただきました。

「うちわの練り切り」は、”はりぼかし”や”三角棒”を使った細工など、伝統的な手法を使って仕上げました。最後に、黒文字楊枝を刺して、羊羹製の金魚をのせると、ぱっと印象が変わります。

「うちわの練り切り」はお箱に入れて、お持ち帰り。帯包みに折った和紙で包み、八の字結びと正方形に切った和紙を真ん中に飾りました。

ラッピングが素敵で感動しました、とアンケートに書いてくださった方がいて、喜んでいただけて良かったなあととても嬉しく思いました。

ご試食時には、梅が島の無農薬のお茶「隠れ茶」をお出ししました。甘みを感じていただけるように、氷出しでいれました。レッスンではお出しませんでしたが、「隠れ茶」は水出しの後(今回は氷を使いましたが)、お湯でいれて楽しみ、その後茶葉をご飯に混ぜ込んで一緒にいただけます。

8月もありがたいことにキャンセル待ちの方がたくさんいらっしゃいました。ご参加くださった方、ご興味いただいた方、ありがとうございました。

和菓子万くみ

鈴木万久美