2016/12/10に「X’mas和菓子会〜洋酒と楽しむ和菓子づくり体験〜」レッスンを開催しましたので、ご報告です。
テーマはクリスマスにちなんで、お酒を使った和菓子。ラム酒とシェリー酒を使って、2種類の和菓子を2つずつ作っていただきました。
写真下の「柊の練り切り」には、ラム酒をたっぷりと使ったラムレーズン餡が入っています。デモンストレーションでラムレーズン餡作りをお見せしましたが、その際に作った300gの餡が試食の際には全てなくなるくらい好評でした。
写真上の「シェリー羹」は、シェリー羹と淡雪羹の2層になっています。雪が降り積もった様子をイメージしました。また、上にはアラザンを少しのせて、クリスマスらしく。
シェリー羹はお持ち帰り用にカップに入れて作っていただきましたが、試食の際にはピンチョススタイルでお出しました。刺しているのは、細い黒文字です。
ラッピングは、銀色に光沢のある紙と、木目調に見える和紙をそれぞれ1枚ずつ、紐はクリスマスカラーの金色、朱色、緑色の3本をお渡しし、箱にかけてラッピングするか、作った和菓子1つずつにラッピングするかを選んでいただきました。人にプレゼントする場合、どのようにお渡しするかでラッピングも変わってくるかと思います。レッスンでは、色んなシチュエーションを想定して、ラッピング方法もお伝えできたらと思っています。
試食には、ブルゴーニュのシャルドネと、和紅茶専門店紅葉の”6月8日のべにひかり”(奈良県産)をお出ししました。6月8日のべにひかりは、渋みがほとんどなく、柊の練り切りに入っているラムレーズン餡やシェリー羹のお酒の味を口の中で感じながら飲んでいただけると思って試食の際にお出ししましたが、みなさまにも好評でした。
最後にご参加くださったみなさまと。
私自身とても楽しみながらレッスンをさせていただきました。ご参加くださったみなさま、ありがとうございました。
和菓子万くみ
鈴木万久美