2017/3/13にプライベートレッスンをさせていただきましたので、ご報告です。
お花が大好きとのことで、色々な花の練り切りを作りたいとのこと。今回は菊のご希望をいただき、2種類の菊、飾り菊と絞り菊を作りました。
どちらも練習用生地を用意して、細工のコツをつかんでいただけるよう、何度も一緒に繰り返しました。
飾り菊(写真左)は16分割した後に、身近なあるものを使って花びらの細工をします。綺麗に分割するコツ、花びらの細工の力の入れ方などをお伝えしました。絞り菊(写真右)は、絹布巾を使って作りますが、絞るよりも綺麗に線をつける方法があるのでそれをお伝えしました。また、絞り菊の途中から少し変えるだけで、椿、岩根つつじ、すみれ、あやめなどに応用できることも簡単にですが、お見せしました。
写真は私が作ったものをご試食用にお出ししたもの。赤膚焼の器にのせて。
ご試食の際に、桃とコアントローを使った餡を包んだ桃山をお出ししました。生地にはスパイスを混ぜ込んで大人風桃山に。その他、アマレットの寒氷、ポートワインの艶干し錦玉など、お酒を使った和菓子を色々と食べていただきました。
ラッピングは、釈迦結びにした紐を使って。
部屋には桜を飾ってお迎えしました。
色々とお話をしながらレッスンをさせていただき、とても楽しい時間を過ごさせていただきました。ありがとうございました。
和菓子万くみ
鈴木万久美